[投資全般]「トレードハイ」の要因とは?投資に成功するメンタルマネジメント

「トレードハイ」の要因とは?投資に成功するメンタルマネジメント

2014/02/13

1,429VIEWS

先日、「トレードうつ」※の記事を読んだある個人の投資家の方から以下の感想と質問をいただきました。
 
(※)「トレードうつ」とは、筆者の造語であり、株式、為替、商品先物など価格変動商品の売買を通じて、うつ症状があらわれることと定義します。

「いままでの記事(記事【トレードうつの要因とは?】資産を増やすメンタルマネジメント)や(記事「株式投資を楽しむ7つの基本的な分析手法」)を読んで、マーケットで数々の成功者が実践してきたマーケットを動かす「理論・論理的な背景」と「心理的な要因」を理解しながら、「トレードうつ※」を予防・回避し、短期的、中・長期的に楽しみながら資産を増やす方法として、「メンタルマネジメントのプロ」になることが大事だということが理解でき、投資に関して、今までの心のモヤモヤが晴れたような気がします。どうもありがとうございました。

最近は、経済学と心理学を結びつける「行動経済学」や心理学とファイナンス理論を結びつける「行動ファイナンス」の分野に興味を持ち、いろいろ勉強していたのですが、今回出てきた「トレードうつ」の概念は、 「臨床心理」の分野を取り上げ、マーケットの投資に結びつける興味深く、また今までにない新しい概念だなぁと思いました。

私はもう投資歴が40年近くあり、今までの投資の人生で、マーケットの狂喜乱舞、楽観と悲観、幸福感と絶望感など群集心理の激しい移り変わりを経験し、マーケットに揺さぶられ続けてきた投資人生だったとあらためて思います。
 
そこで、「トレードうつ」に関する質問を一つさせていただきたいと思います。トレードうつは、マーケットの心理の中で、悲観や絶望感などの投資家心理をうまく説明する概念だと思うのですが、もし、逆に楽観や幸福感による投資家心理を適切に説明する概念があれば、教えていただけると幸いです。」
 
それに対する質問の答えは以下のとおりです。
 
「トレードうつ」の概念に興味を持っていただきありがとうございました。おっしゃるとおり、マーケットの心理の中で、「トレードうつ」の概念は、悲観や絶望感などの投資家心理に関係しています。投資家の間で、「トレードうつ」が広がると、ファンダメンタルズ分析から算出された理論価値から大きく離れて下落します。例えば、理論株価をPER(株価収益率)*EPS(一株当たりの利益)で見ると、EPSの予想水準はそれほど変わらないのに、PERの水準が過去平均を大きく下回り、マーケットの価格は下に行き過ぎることになります。