[株式投資]アベノミクス実現に向け、リーダーシップを発揮し続けるには?

アベノミクス実現に向け、リーダーシップを発揮し続けるには?

2014/03/14

959VIEWS

ある病院の男性医師の方のコメントは以下のとおりです。

「2013年は日本株が大きく上昇し、また、2014年からNISA(少額投資非課税制度)が始まり、個人投資家の間で株式投資への関心が高まっていると思います。患者の方との会話の中でも、「アベノミクス」という言葉について何度も耳にしています。

私の専門は、記憶力や判断力などが低下し、日常生活に支障を来す認知症を扱うことであり、特に認知症の多くは、脳が委縮し、認知機能の低下や人格の変化を主な症状とするアルツハイマー病が占めています。

日本は高齢化社会になり、アルツハイマー病を患った患者が増加していますが、早期発見や進行を遅らせる方法については、薬や臨床現場での取り組みはありますが、まだまだ研究途上といった状態です。 

そもそも、アルツハイマー病は、脳内に過剰に蓄積したアミロイドのかたまりである老人斑が神経原線維変化を誘導して、神経機能を障害しますが、そのおおもとの原因は明確にはわかっていないのが現状です。

ストレスの強い仕事がアルツハイマー病になるリスクを高める?

ストレスの多い現代社会では、ストレスをため込むと「うつ病」などの病気にかかりやすくなることは知られていますが、最近の研究では、脳内のストレスホルモンのレベルが慢性的に高い状態が続くと、認知症の一つである「アルツハイマー病」にかかるリスクが上昇するとの研究結果が出ています。

この研究を行ったのは、スウェーデンのウメオ大学の研究者で、マウスを使って実験を行ったところ、脳内のストレスホルモンのレベルが高いマウスは、脳の学習と記憶の機能が低下していることが分かりました。

それだけでなく、ストレスホルモンのレベルが高いマウスは、アルツハイマー病の進行とともに脳内にたまっていくという「ベータアミロイド」というタンパク質のレベルが高いこともわかっています。

今回の研究では、「ベータアミロイド」が多くなると、脳細胞同士をつなぐシナプスの機能が低下することで、アルツハイマー病などにつながるリスクがあると言われています。

この研究結果については、マウスを対象としており、人を対象に行われた研究ではないため、更なる研究を行う必要があると思いますが、『ストレス』がアルツハイマー病の原因になりうることが示された点はとても興味深いと思います。

ところで、最近の外国人投資家の日本株の大幅買い越しの理由の一つとして、「アベノミクス」をアメリカ大統領ロナルド・レーガン(在任1981~1989)がとった規制緩和、減税などの経済政策である「レーガノミクス」や1980年代のイギリスでマーガレット・サッチャー政権によって推し進められた民営化、規制緩和を中心とした経済政策である「サッチャリズム」の構造改革に重ねている見方があると思います。
 
実は、個人的に認知症を専門としていることから、二人の名前を聞いてすぐに「レーガノミクス」や「サッチャリズム」を実行したアメリカのレーガン大統領がアルツハイマー病、イギリスのサッチャー首相が認知症にかかっていた点を思い浮かべました。