住宅[373]

【見方を変える】家のことを考えて行き詰った時に読む記事

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執筆者:前田 浩貴

見方を変えて考える事はとても重要なんです。家づくりでなくてもそうですよね。見方を変える質問や声掛けも重要なので打ち合わせではよくある場面でどう言ったことなのかお伝えします。
  
奥さんは、色々な事を深く考えるタイプの方でした。家づくりで悩み考える事を楽しんでいるのかも知れません。
 
例えば
外壁の単価差額が100円 照明器具の差額が300円・・・・と
クロスは白色でもグレーっぽいの?ベージュ系?・・・と
それを見ている御主人は、奥さんの優柔不断な感じにイライラしている様子でした。
 
さて、あなたならどのように声を掛けて、見方を変えますか?

私はご主人に、こう言いました。
「ご主人は、素敵な方なんですね。」
ご主人は、「え?」って顔をされていました。
 
「だって、数百円の違いでこんなに真剣に奥さんは悩んでいるのですよ。一生のパートナーである結婚相手に選ばれたご主人はすてきなんだな~と思いました。奥さんとお話をしていたら分かりますよ。」
 
すると、ご主人の見方が変わりますね。奥さんが悩めば悩むほど、ご主人の価値が上がるのです。

ま、これは打ち合わせの場面ですが家づくりには、色々な思い込みや常識とされていることで視野が狭くなります。
 
子供部屋は2階に2部屋で南側
リビングには、南面に大きな窓が必要
LDKで20畳以上必要
35坪以上の家がよい
断熱は○○工法が一番
△△小学校区の土地しか候補ではない
 
色々とあると思いますが、あなたの思い込みを一度書き出してください。それとは違った事(逆を)考えてみてください。

そうすると、広い視野で家づくりを考えることができますよ。
具体的には・・・
 
真冬(真夏)は外出したくないですよね。
寒いし、風邪引くかも知れないし、風も強いし・・・・
どうしても家でゴロゴロしたくなります。
 
でも、そんな悪条件な時こそ、完成見学会に参加してほしいのです。真冬だからわかることは何だと思いますか?そうです!お家の断熱性能や日当たりなどが分かります。外が快適でないので、室内の快適さが体感出来るのです。これも家づくりの見方を変えた考え方です。
 
実践してみてくださいね。

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住宅総合ランキング2024/11/22 更新

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