住宅[373]

「夏涼しくて冬暖かい家にしてほしい」から学ぶ要望を伝える方法

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執筆者:前田 浩貴
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あなたにとって、良い家とはどんな家なのでしょう?

相談の最初に要望を聞くと色々な判断基準を教えて頂けます。
地震に強い家
断熱が良い家
大きな会社・メーカーで建てた家
デザインに優れた・個性的な家
色々な要素で良い家を判断している事だと思います。どれもあなたに合っていたら良いと思います。
 
よくある要望の例です。
「夏に涼しくて、冬に暖かい家にしてください。」
 
これを聞いた営業マンは
「弊社の断熱は特殊な・・・・」と説明が始まります。
その説明を一通り聞いたあなたは、「なるほどね~、この断熱材が一番なんだ・・・。」
と思ってしまうのです。
 
でも、今回の記事は「暮らし」がテーマなので、こんな質問をしてみます。
「夏に涼しくてよかったな~、冬に暖かくて良かったな~
と感じる場面を教えて下さい。」
 
すると、ほとんどの方は
夏は、風通しが良い事
冬は、日当たりが良い事
とお応え頂きます。
 
そうですよね。○○断熱にしてくださいとは、あなたはいいませんよね。それに、営業マンが説明しているのは、窓を閉め切った状態で空調設備を稼働させている場面ですよね。
 
私が相談で聞く話では、出来ればエアコンは使いたくないと考える方が多いです。

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