住宅[373]

【重要】幸せな家の作り方「本音を見つけるためのヒント」

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執筆者:前田 浩貴
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「毎日の生活」の話を聴く設計士はあまりいないそうです。
私にとっては、その方がビックリですが・・・・
だったら、あなたがビルダーを選ぶ際に判断基準の一つにする事は毎日の生活を聴く人を選ぶべきですよね。
 
住宅展示場や相談会に参加してみてください。
あなたの話を聞いてくれるのか?
 
聞くよりも前に、自社の工法や構造がいかに優れているのかを聞かされます。プラン集の中から選ぶ事になる場合が多いです。だから、詳しく聴く必要が無いのかも知れませんね。
 
 
メーカーの工法や構造は素晴らしいと思います。否定はしません。
だけど、家づくりでの順番が違うと思うのです。
 
「こんな暮らしが出来たら楽しいだろうな~」とお話をしてそれが叶うには○○工法が最適なので採用しましょう。これなら、正しい順番だと思います。
 
設備でも同じです。
キッチンを選ぶ場面をイメージしてください。最初から決まったメーカーのカタログを見るよりもこんなキッチンで子供と一緒に料理が出来たら楽しいだろうな。キッチンからお庭が見えたら開放感があるだろうな。鮮やかな色のキッチンを中心にして、ポップな感じのリビングにしてみようかな。キッチンから「御飯だよ~」と呼んだら、皆に聞こえるような配置にしたいね。キッチンの前にカウンターを付けて、朝食をする。夜はお酒が飲めるような雰囲気になると夫婦の会話は、もっと増えるだろうな。
 
色々な場面がイメージ出来ますね。
あなたはどうですか?
すると、自然にどんなキッチンが好みなのかが分かります。決まったメーカーのキッチンが最初から欲しい訳ではありませんよね。
 
キッチンだけではなく
壁紙や照明や収納や配置や・・・・色々な要素が関係しあって暮らしやすさや楽しさや快適さになるんです。
 
沢山のお話があるから、設計出来ると言うのも一つの理由ですが
沢山のお話をするから、あなたが自然と設計出来るのも大きな理由です。
 
とは言ってもなかなか話を聞いてくれるビルダーもいないし上手にお話出来ないよ・・・と思われる方もいます。では、特別に一人でも出来る!!毎日の生活の話しをする方法をお伝えします。
 
キッチンを例にしてみますね。
キッチンのコンロは、IHヒーター(オール電化)が欲しい。
こんな要望があったとします。
 
「はい、分かりました。IHヒーターですね。どこのメーカーがよいですか?」
これでも良いかも知れませんが、もっと違ったアプローチがあります。

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