教育[725]

【しつけのテクニック】具体的な指示で見通しを立てましょう

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執筆者:立石 美津子
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「後、100数えたらおしまいね」

「後、10回こいだらおしまいね」

「時計が4時になったらおしまいね」

幼稚園や保育園から配布される検便キット、講演会の申し込み、遠足の参加の有無の用紙。期日が書いていないといつまでも全員から回収は出来ません。しかし「5月11日(火)17時までに提出してください」の一文があるとずっと回収率が高くなります。

会社でも年間売上目標、月間目標を立てます。保育計画でも長期計画、短期計画を立てます。成人した大人でも目標達成のための期日を示して手立てを構築することが出来ます。
 
期限を決めるということは脳に負荷が確かにかかりますが、これにより計画が立てやすくなり、やる気も出てきます。

子育てにおいても見通しを立てることが大事。
 
算数の計算問題をやらせる時「何分間の間に計算する」「4時まで計算問題を解く」「10枚やったらおしまい」など目に見える形で見通しを立てることによりエンジンがかかります。
 
ですから、躾をする時、曖昧に「もう少し我慢して」「しっかりしなさい」「ちゃんとしなさい」ではなく「4分間は座っていよう」「椅子から離れないようにね」「背中をピンと伸ばして」とより具体的な指示を出しましょう。子どもの脳にエンジンがかかり動いてくれるはずですよ。

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教育総合ランキング2024/11/22 更新

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