教育[725]

【伝わる!】ワンパターンにならない「ほめ方」「叱り方」のコツ

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執筆者:立石 美津子
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「褒めて育てよ」系の子育て本を読んで、書いてある通り実行に移すお母さん。口を開けば「偉いね~」「お利口だね~」と褒めています。最初は確かに効果ありますが、ワンパターンの言葉にだんだんと子どもも慣れてきてしまいます。褒められても嬉しくなくなります。

「これではいけない!」と考えどう褒めたらいいか思案します。でもボキャブラリーがちょっと少ないお母さん、ありきたりの言い方しかできません。

そんな時、とっておきの方法をご紹介します。
 
それは見た事実だけを実況中継のように声に出して伝えることです。
 
例えば

「御飯を零さないで食べたね」

「片付けているね」

「歯をきちんと磨いてピカピカになったね」

「靴を揃えているね」

「挨拶がちゃんと出来ているね」

「エンピツが正しく持てているね」

「姿勢がいいね」

「一人で着替えること出来たね」
 
これらの後に「だから・・・偉いね」「だから・・・お利口だね」なんて付け加える必要は全くありません。心を込めて言えばそれだけで十分。
 
けれども能面のような顔で淡々と言っても伝わりません。

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