教育[725]

【テレビの前で立って見る・食事中歩き回る】子どもの癖を直したい

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執筆者:ゆんぐ はるか

食事やテレビの時、赤ちゃんはお座りをしていますか? 食べながら歩いたり、テレビの目の前まで行って画面を触れる位置で観ていたりしないでしょうか?

月齢が小さいお子さんが、一つの場所にじっとしていることって難しいですよね。

食事中、最初は座っているけど、途中ですぐ飽きて歩き回ってしまう。無理に座らせて食べさせようとするとぐずりだすので、もういいや、立ったままあげちゃえ・・・。 そうやって、気づけば毎日の食事中に歩き回っていて、食事も集中して食べてくれない、なんていう悪循環になっていませんか?

テレビを付けるとすぐテレビの目の前に行って画面を触りながら観ている。何度テレビの前で観るなと言っても聞かないのでもういいか・・・とあきらめていませんか?

こういった事が毎日続くと、お子さんの中でもそれが「当たり前」の事となってしまいます。 厳しくしかりつける必要はありませんが、今後の事を考えるときちんとした生活習慣はつけてあげたいですよね。

私がよく実践していたのは、長くじっとしていなくてもいいので、とにかく「まずは椅子に座らせる事」から始めました。

例えば食事なら、一口食べる時は座らせる。しばらくすると歩き出しても、また次の一口をあげるときは座らせる。また歩いてしまっても、一口あげるときは座らせる・・・そして少しの間でも座っていたら褒めてあげる。 そうすることで、歩き回っていたのが段々と座るようになり、歩いてしまっても一声掛けてあげるだけで椅子にぺったんと自分から座るようになっていきます。

テレビの時も同じです。 テレビを付けたら椅子にまず座らせる。しばらくして歩き出し、テレビの目の前に行ったらまた椅子に座らせる。そして褒めてあげる。 始めのうちは何度も座ってはまた歩く、を繰り返します。

ずっと付き添うのは大変ですが、気づいた時だけでもいいので毎日繰り返し座らせてみてあげてください。 歩き回っていたら、「おすわりぺったんだよ~♪」と言いながら座らせてあげる。何かの替え歌で歌いながらお座りさせてあげるのもいいですね。楽しく繰り返してあげることもポイントです。

そうすることで、遊び感覚でも「座る」と言うことを理解しだし、テレビを付ける前に「じゃあ椅子にお座りぺったんしようね~♪」と促すだけで座るようになっていくのです。

小さいお子さんは何が良くて何がダメ、というのはわかりません。 もちろん、善し悪しを決めているのは大人なので子どもからしたら何で?と思うことが多いというのも事実です。

だからこそ、怒るのではなく違うと思ったことは違うと伝え、きちんと出来たら褒めてあげる事で子どもの中でこの場合は何をしたらいいのか、どうやったらママたちが喜んでくれるのかというのを学んでいくのです。

食べ歩きが習慣となっている子をよく見かけます。赤ちゃんの頃はまだ許されますが、今後、幼稚園へと上がっていく時に直そうと思っても、生活の中で「当たり前」となってしまってからでは直すのは容易ではなくなります。

今後のお子さんの為にも是非、少しずつでもいいので楽しみながら教えてあげて下さい。

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教育総合ランキング2024/11/23 更新

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