●お母さんがどれだけ苦労してあなたを育てたと思っているの
子どもを生んだのは親の選択。「子どもは親を選んで生まれてくる」なんて言う人もいますが男女の営みをして子を産んだのは親の意志。「子どもは親を選べない」のです。
子を持ったならば育てる義務があります。それなのに「どれだけ苦労してあなたを育てたと思っているの」と恩に着せる言い方はどうでしょうか。心の中で「これだけ苦労して育てたのにどうしてこんな風に育ったちゃったのだろう」とぐれてしまった子どもを見て心で思うのはあなたの自由。
でも、口に出して言っても何の解決にもならず、更に子どもは逃げ場なく反抗します。
精神世界の中に“病理は世襲する”という言葉があります。白か黒か、責任感が強い「○○でなければならない」“ねば系”の親が子どもを育てた場合、子どもは完璧主義になります。あなたのやっている子育てはあなたの親があなたにしていたもの。
そこに気が付いて負の連鎖を断ち切りましょう。無意識にかけている言葉、心当たりがある人は一つずつ止めてみてはいかがでしょうか。