渡邉 達生 (Watanabe Tatsuo)
当たり前のことですが、子どもはやがて巣立ちます。この、子どもの巣立ちを応援する、これが親の願いです。
ところが、親の“子どものためを思う”という行為は、ときとして、子どものためといいつつ、実は、親自身の欲を満たすためのことになっていることがあるのです。それも、親の愛情表現です。ただ、親の期待は、子どもに過重な負荷をかけ、子どもに、そして親自身にも行き過ぎを生み出します。
常に、子どもに笑いかけ、子どもが思い詰めないような雰囲気をつくっていくことで、子どもも自分の窮状を発しやすくなります。笑いのある家庭をつくること。それが、親にも、子どもにも、ゆとりのある日々をもたらすことになります。
逆境を生きる、笑いと文化、明日の一歩・松下幸之助に学ぶ人生哲学、生きる力のもとの探求、心豊かに語り合える親子コミュニケーション、漢字と心の形
プロフィール
会社名 | 学校法人八洲学園 八洲学園大学 |
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URL | http://www.yashima.ac.jp/univ/ |
出身地 | 大分県豊後大野市 |
プロフィール・経歴 | 宮崎大学教育学部卒業 博多郵便局郵政事務官 大分県公立小学校教諭 筑波大学付属小学校教諭 筑波大学講師併任 以上を経て八洲学園大学教授 |
好きな本・雑誌 | 論語 |
好きな映画 | 10年ほど前の中井貴一主演「壬生義士伝」 |
好きな作家 | 伊集院静、宮城谷昌光 |
趣味 | 落語、写真、読書 |
座右の銘・モットー | 自分にできることをする |
ユーザーの皆様へ | 当たり前のことですが、子どもはやがて巣立ちます。この、子どもの巣立ちを応援する、これが親の願いです。 ところが、親の“子どものためを思う”という行為は、ときとして、子どものためといいつつ、実は、親自身の欲を満たすためのことになっていることがあるのです。それも、親の愛情表現です。ただ、親の期待は、子どもに過重な負荷をかけ、子どもに、そして親自身にも行き過ぎを生み出します。 常に、子どもに笑いかけ、子どもが思い詰めないような雰囲気をつくっていくことで、子どもも自分の窮状を発しやすくなります。笑いのある家庭をつくること。それが、親にも、子どもにも、ゆとりのある日々をもたらすことになります。 |