馬場 猛寿 (Baba Takehisa)
人間は「便利」に慣れてしまうと「自分の頭」を使わなくなってしまいます。友達の電話番号は「ケータイ」に記憶させ、洗濯物はポンと入れてボタンを押すだけ。アルバイト経験の全くない高校生でさえ「マニュアル通り」にやれば「接客」らしきことがこなせます。算数・数学にも「公式」というマニュアルがあります。意味がわからなくても「数字」をポンとあてはめれば簡単に答えが出せます。しかし、これでは「勉強のおもしろさ」を感じることはできず「真の学力」が身につきません。本来、「勉強する」「本を読む」という行為には、「正解」とか「不正解」とかはなく、ただ小さな机の上で、まだ見たことのない広い世界をのぞき、世界の広さを知り、一歩足を踏み出し、驚いたり、興奮したり、感動したり、共感したり、反発したり、泣いたり、笑ったりすること。そんな経験をたくさん積み重ねるほど子どもたちは大きく成長するのです。「真の学力」とは、目の前に立ちふさがった難問を自ら「解決する力」、すなわち「生きる力」であると考えています。
- 小学生・中学生・高校生の学習指導
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