教育[725]

【子どもの教育費】幼稚園~大学まで公立私立はどれだけ違う?

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執筆者:門衛 教育運営チーム

赤ちゃんが生まれて間もない時はあまり意識することのないものが「教育費」ではないでしょうか?

赤ちゃんの子育てに忙しいと、それどころではありませんよね。しかし、子供の誕生から、成人までにかかる費用は相当なもの。 いったいどのようなものがあるのでしょうか?

子供の通わせる幼稚園・学校のタイプで授業料が違う!?

当然と言えば当然ですが、公立か私立ということで金額の差は大きいです。 仮に幼稚園から大学まで私立に通わせた場合と、公立とでは差があります。また、学校に関するお金がだけでなく、塾や習い事の費用もかかるのは避けられません。

①幼稚園(3年間)
公立:約70万
私立:約150万
幼稚園に通うには授業料だけでなく、制服代、給食費などがあげられます。 私立と公立では2倍ほどの差がみられるようです。

②小学校(6年間)
公立:約180万
私立:約850万
公立小学校では授業料が無料になっていますが、給食費、活動費等を含むと、 結構額は大きくなります。 また、小学校からは塾や習い事にかけるお金もかかり、公立とはいえ結構な額になるようです。

③中学校(3年間)
公立:約130万円
私立:約380万円
ここでも公立と私立の差が大きいが目立ちます。 中学生になると部活にもお金がかかったり、修学旅行の日数も増えます。 また、高校受験には塾に入る子が多いので費用はかさんできます。

④高校(3年間
公立:120万円
私立:280万円
公立は高校の授業料が無償化となっているのに対し、私立は年間約20万ほど授業料がかかるようです。 また、今では大学受験が当たり前となっていて、2年生くらいから学習塾に通うケースが 増え、その額も大きいでしょう。

⑤大学
国立大学:約500万
私立大学(文系):約690万
私立大学(理系):約690万
その他に、国立大学、私立大学を問わず、親元を離れる場合には生活費も必要となり、 毎月の仕送りは避けられません。 現在では授業料は奨学金を申請して子供が働いて払うということに している家庭も多く見られます。

ただし、奨学金については利子あるタイプと無利子タイプが存在します。 利子がつくもので借りた場合は返却する年数によって利子がかかり、 子供達の将来の負担も大きくなっているようです。また、家庭の経済状況が困難な場合には各大学で授業料の免除申請により免除(全額免除から一部免除まで) というものも存在します。 利用できるものは申請しておくといいかもしれませんね。

子育てには家一軒たてるほどの額が必要?

もちろん、子供一人育てるには、学費だけでなく、その他の費用が掛かりますよね。 食費、医療費、洋服代、携帯代、おこづかい・・・。 それら全てを考えると、最高3000万もかかるケースもあるのです。

子育てをする背景によって、その金額には差が出ます。 幼稚園から大学まで私立に通わせた場合はもちろん高くなります。また、子供によっては大学に入る前に浪人する場合には、 予備校の費用も発生します。海外留学により、その費用が発生する場合もありますね。

しかし、子育てをしていく上で免除になるものや支給してもらえるものも各自治体によって ありますので、それを利用するようにするといいですね。 医療費の助成や、児童手当の申請は忘れずに行うといいでしょう。

子供が成長する上で避けることのできない教育資金。 いざという時のため、赤ちゃんの時から将来を見据えて貯蓄をしておくことが 重要かもしれませんね。

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教育総合ランキング2024/03/27 更新

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