[社会保障]雇用保険からの助成金の主な種類について

雇用保険からの助成金の主な種類について

2015/02/25

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雇用保険からの助成金の区分

雇用保険からの助成金は大きく分けて7つの区分があります。それは、①労働者の雇用維持を図る助成金②離職した労働者の再就職支援のための助成金③新たに労働者を雇い入れた場合の助成金、

④労働者の処遇や職場環境の改善を図るための助成金⑤障害者が働き続けられるように支援する助成金⑥仕事や家庭の両立支援や、ワークライフバランスへの取組みを支援する助成金⑦労働者等の職業能力の向上を図るための助成金です。

労働者の雇用維持を図るための助成金

まず、労働者の雇用維持を図るための助成金としては、経営が悪化する中で、休業や職業訓練、出向を通じて労働者の雇用を維持した場合に、そのために必要な費用の補填として支給される、雇用調整助成金があります。

離職する労働者の再就職を支援する助成金

離職する労働者の再就職を支援する助成金には、事業規模の縮小などにより離職を余儀なくされる労働者のために、再就職支援を民間職業紹介事業者などに対して委託して行う場合に、それに必要な経費を補填する労働移動支援助成金があります。

新たに労働者を雇い入れた場合に支給される助成金

新たに労働者を雇い入れた場合に支給される助成金には、初めて身体障害者を雇い入れた場合に支給される障害者初回雇用奨励金、精神障害者を雇入れた場合に支給される精神障害者等雇用安定奨励金、安定就業を希望する未経験者を雇入れた場合に支給されるトライアル雇用奨励金などがあります。

労働者の処遇や職場環境の改善を図るための助成金

労働者の処遇や職場環境の改善を図るための助成金には、非正規社員を正社員として採用した場合に支給されるキャリアアップ助成金、高年齢者の雇用継続のために定年の引上げを行った事業主等に対して支給される高年齢雇用安定助成金、季節労働者を通年雇用した場合に支給される通年雇用奨励金等があります。

障害者が働き続けられるように支援する助成金

障害者が働き続けられるように支援する助成金としては、障害者が働きやすいように作業機械等を設置した場合に支給される障害者作業施設設置等助成金、障害者の雇用管理のために必要な介助者の配置をした場合に支給される障害者介助等助成金があります。

また、障害者の援助を行う職場適応援助者を配置した場合に支給される職場適応援助者助成金、重度障害者を多数雇用するために事業施設の整備等を行った事業主に対して支給される重度障害者多数雇用事業所施設設置等助成金、等もあります。

仕事や家庭の両立支援などに取り組む事業主を支援する助成金

仕事や家庭の両立支援、ワークライフバランスに取り組む事業主を支援する助成金としては、短時間制社員制度を導入した事業主に対して支給されるキャリアアップ助成金(短時間正社員コース)、子育て期の短時間勤務制度を導入した企業に対して支給される子育て期短時間勤務支援助成金があります。

また、女性の活躍の推進に取り組む事業主に対して支給されるポジティヴ・アクション・能力アップ助成金があります。これは、女性の活躍推進について、数値目標を設定・公表し、一定の研修を実施して目標を達成した事業主に対して支給されます。

労働者の職業能力の向上を図る助成金

労働者の職業能力の向上を図る助成金としては、健康・環境などの成長分野等で人材育成のための職業訓練を行った場合に支給されるキャリア形成促進助成金、有期契約労働者等に対して職業訓練を行った場合に支給されるキャリアアップ助成金(人材育成コース)があります。

また、建設労働者に対して職業訓練を行った場合に支給される建設労働者確保育成助成金、障害者に対して職業訓練を行った場合に支給される障害者能力開発助成金、倒産や事業規模縮小等により離職を余儀なくされた労働者を雇い入れて職業訓練を行った場合に支給される労働移動支援助成金があります。