[注文住宅]建築士と建築家の違い

建築士と建築家の違い

2014/12/19

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そして、建築士によって得意とする分野も違います。

設計事務所に勤める建築士は、法律や申請が得意です。

そして、デザインを専門にやる人・構造を専門にやる人・設備を専門にやる人など専門的な知識やセンスなどで設計している事もあります。
 
建物の規模で分けている設計事務所もあります。

公共施設や事務所ビルなどの大きな建物の設計をしている事務所では、木造住宅の設計は、あまり請負わないようです。また、その逆もあります。
 
私が今までに出会った設計事務所では、現場の細かい納まりや工程や工事の順番やモノの値段など、現場の事はあまり理解していない人が多かったです。

現場監督でも建築士はいます。(私は現場監督の建築士です。)

現場も同様で、どの様な現場経験があるのかで知識量は変わってきます。高層ビルや地下工事をやっている建築士の現場監督は、木造住宅は手順が分かりません。また、その逆もありますね。
 
ま、それぞれ得意な分野がある訳です。それだけ、専門性が高い業界なのです。

だけど、一般の方にはなかなか理解して頂けないので、どうしても華やかで分かりやすいデザイン性に目が行ってしまいます。
 
参考までに、「欠陥住宅 ブログ」の様なキーワードで検索してみてください。

これらのブログを見ると心が痛くなります。普通の建築士が普通に設計と管理をしていたら、絶対に防ぐことが出来る住宅ばかりです。そんなに難しい事ではないように私は思いますが、出来ていないのが現実なんですよね。

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2024/04/24 更新