[中古住宅]中古住宅、人気の理由と時代の変化

中古住宅、人気の理由と時代の変化

2013/10/11

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近年、住宅市場が縮小するなか、住宅リフォーム市場は7兆円前後の規模を保っています。相対的に中古住宅の需要が伸びている理由、その一つに「住宅が余っている」という事があげられるでしょう。

ではなぜ、「建て替え」ではなく「リフォーム」なのか。

工事金額を安く見積もれる事も当然ながら、住宅に対する価値観が変わってきたことも注目すべきでしょう。現代的な住宅の価値観は、家を「住む為の道具」として捉えます。それは、依然のように家自体の大きさや使われている材の豪華さ、様式を求めるのではなく、いかに「便利」で「快適」かが重要な要素であるという事です。間取りにおいても、立派な応接室や床間より、家事動線の整理された間取りが好まれるようになりました。中古住宅のリフォームは「豪華さ」よりは「気軽な便利さ」というニーズにマッチしているのかもしれません。
このようにして生活スタイルの変化にあわせて住まいも変わっていくのです。

自動走行の車が実用段階に入っているそうです。将来、スマートフォン(その頃には電話ではなくなっているでしょうが)でピッと呼び出せば、近くの集合駐車場からスーッと電気自動車がやってくるようになるかもしれません。もう自家用車も、自宅に駐車スペースも、必要ありません。無人運転でやってくる宅配便の荷物を自動で受け取るポストのようなものが必須になるかもしれません。

技術開発によって人々の暮らしが変わっていくスピードがどんどん早くなってきています。そしていつの日か、そのスピードは家が建て替えられるスピードより早くなるでしょう。

中古住宅を「直して住む」という事ではなく、「新しく開発されたテクノロジーを更新するように、住まいをアップグレードさせる」というスタイルが当たり前になれば「中古」であるかどうかはあまり意味のない事になるかもしれません。