[家庭のこと]【いじめ?】「子どもの態度に思い当たることがあったら」

【いじめ?】「子どもの態度に思い当たることがあったら」

2016/11/02

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子どもが学校に行くことを嫌がるようになったり、自殺をほのめかす言葉を言ったりすると、親はいじめにあっているのでは、と思ったりします。

すると親はそればかりを考えるようになります。つまり「いじめ被害妄想」にとらわれたりします。そこですぐに担任の先生に話したり、教育委員会に相談に行ったりします。

しかし、それは軽率であり、良い結果とならない場合が多いです。わが子の様子に何か変な予感がしたり、そんな素振りを見たら、親は「まさか・・・」と思うのは当然ではありますが、そう思う気持ちをもう一度振り返ってみましょう。

そして、「もしや、うちの子が・・られているのでは」と冷静に思い直してみることが大切です。

親の愛の気配りが良い結果を生み、「いじめ」問題の深刻化を防ぐことや未然に防ぐことも可能です。一方で親がうろたえたり、子どもにしつこく問い詰めることも事態をさらに悪化させることもあります。

前回の「いじめられている場合のサイン」は、いじめられていることに直接つながっていないこともあります。

そうした可能性が十分にあり得るということなのです。

親がそうした子どもの変化やサインに注意を向けることで、子どもは自分で強くなろうと考えますし、親はそうした誤りを何度か繰り返すうちに、子どもの本当の姿を見抜く目が養われていくことにもなります。

実際に子どもの変化や兆候を認められたら次のように対応してみましょう。

①新聞やテレビで報道された「いじめ事件」などを話題にして子どもと会話してみましょう。

②子どもが強い関心を示したり、黙り込んだりしたら、親の体験や具体例を話してあげましょう。

③子どもの反応があったら、新聞やテレビで報道された事件に対しての感想や意見を聞き出してみましょう。この時の子どもの語り口調や顔色の変化を見て、本人の感情の表出を見て、クラスや友達のことに話しを向けましょう。

④本人が現在いじめられていれば、そのことが感じとれる態度や様子になってくる。そこで「ところであなたは大丈夫?いじめられたりしていない?心配しないでお母さん(お父さん)に話してごらん、あなたが寂しそうにしているからお母さん(お父さん)、実は心配していたんだよ」などと話しかけ、自分の気持ちを伝える。また思わぬクラスの状況を知ることにもなります。

このように話を進めると、子どもや親は日頃から見守り、心配している気持ちや、真心も伝わり、本心を打ち明けてくれるようになります。

親は子どもを監視するのではなく、愛情と心の眼で子どもを観るよう日頃から心がけましょう。

いつも成績を気にしたり、生活を注意したり、ガミガミ言っている親でいると子供は多くを語りたがらなくなります。普段から人間味のある態度、愛情、安心感をもって子どもと接するように努めましょう。