[芸術・音楽・ダンス]「ダンスに柔軟性は必要?」お家でのストレッチの注意点やコツ

「ダンスに柔軟性は必要?」お家でのストレッチの注意点やコツ

2015/05/07

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子どものお稽古でダンスを選んでいる方も多いと思います。

ダンスと言っても、クラシックバレエやジャズダンス、ストリートダンス系などいろいろなジャンルがありますね。 どのダンスにもそれぞれ魅力があり、子どもが夢中になって楽しく踊れるのであれば素晴らしい習い事です。

それぞれのジャンルには特徴があり、身体の使い方やレッスンの雰囲気、また先生の雰囲気も違ってきます。

しかしダンスに共通して言えることは、どのダンスでもレッスンの最初はアップをして、柔軟体操をするということです。 アップとは準備体操のことで、ダンスに限らず、スポーツの前には必要なことです。 ダンスにとって柔軟性はとても大切で、とくにバレリーナは身体が柔らかいというイメージがありますよね。 クラシックバレエだけでなく、他のジャンルでも同じように柔軟性は大切です。

では、その柔軟性をつけるために家でできることはなにかあるのでしょうか?

まずダンスの前になぜアップが必要なのでしょう。 他のスポーツでも準備体操をするのは、怪我をしないためですよね。 ダンスも同じです。 少しずつ身体をあたためて、筋肉を刺激していきます。 100%で動けるようになるまでには時間がかかるものですよね。

レッスン開始直後から全力で踊ってしまうと、怪我をする危険は大いにあります。 大人はこの「身体があたたまってきた感覚」がわかるでしょうが、子どもはそうはいきません。

実際にレッスンに遅れてしまうこともあるでしょうが、レッスンに遅れたからといって、一人でストレッチする子どもはあまりいません。 これは大人のダンスの世界では、あり得ないことです。

レッスンに遅れた時間にもよりますが、すでに身体があたたまっている人と同じ動きをしたら、身体に負担がかかってしまいますね。 子どもの身体はまだ筋肉も柔らかいので、実際に怪我をする子どもも少ないのですが、これが普通になって成長してしまうと危険ですね。

通常子どものアップは、レッスンが始まってから先生が誘導してやってくれるものです。 その中でだんだんと自分なりに覚えていけば良いのですが、形式的なアップではなく、本当に自分の身体があたたまる感覚を早く覚えられると理想的です。

アップをする理由は、怪我をしないこともですが、自分の身体をコントロールするためという理由もあります。

アップをすることで身体の状態を1番良い状態に持っていき、そのレッスンの中でさらに筋肉を発達させます。 子どもに筋肉の発達と言っても難しいでしょうから、自然にできるようになっていくのを見守っていけばよいです。

しかし、家でもストレッチなどをすると、その感覚が敏感になってくるのではないでしょうか。 ストレッチをすることで、身体の柔軟性も高め、ダンスを踊りやすい身体を作ります。

家でのストレッチで気を付けてほしい点は、無酸素運動にならないようにすることです。

ストレッチをすると、つい頑張ってしまうので息を止めてしまうのです。 呼吸をうまく使わないと、身体は柔らかくなりません。 息をとめないこと、さらにはストレッチしているときは息を吐くということを意識するようにしましょう。

特にお風呂上りは筋肉も緩んでいるのでストレッチに適した時間です。 逆に食事の直後は胃に食べ物が多く残っているので、ストレッチには向きません。 四六時中ストレッチをする必要はありませんので、時間がとれるときに少しでも毎日続けたいですね。

自宅でどんなにストレッチを頑張っていても、あまり柔軟性がない子どももいます。 クラシックバレエを何年も習っているのに、なかなか柔らかくならない子どももいます。

そうかと思えば、逆にダンスを習い始めるとすぐに身体が柔らかくなる子どももいます。

不思議なもので、頑張れば必ず柔らかくなる、というものでもなさそうです。 ある程度体質もあるので、あまりストイックになりすぎないように注意しましょう。

柔軟は他人と比べることではありません。 自分の身体が充分にあたたまっていれば、身体は固くてもアップとして問題はありません。 身体が固くてもダンスが上手な人はいますから、一概にダンスの上達にも支障がでるとも言い切れません。

床でストレッチしたときはそこまで開かないのに、ジャンプで瞬発的に開脚ができる人もいるのです。 柔軟性がないよりはあった方がいいですが、柔軟性だけが全てではありません。

大切なのは、ストレッチやアップによって自分の身体を最大限に使えるようになることです。 短期間でできるものでもなく、時間がかかって当たり前のことです。 毎日のレッスンを大切にしつつ、子どものダンスが少しずつ上達していくのを楽しみにしましょうね。