[芸術・音楽・ダンス]【ダンスや子役のオーディション】合否のポイントは実は親にある?

【ダンスや子役のオーディション】合否のポイントは実は親にある?

2015/04/07

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ダンスを習っている子どもや、芸能事務所に所属している子どもはオーディションを受けることがあると思います。

子どもがいままでレッスンしてきた技術を試す機会といっても過言ではありませんね。 親としてはせっかく受けるのだから、是非持てる力を出し切って合格してもらいたいと思うものです。

しかし子どもがどんなに頑張ってもなかなか合格できないことがあるかもしれません。 子役のオーディションは、親もオーディションされていると思ってください。

特に親の面接などはありませんが、どんなお母さんがいるのか、といいうことはチェックされていますので注意してくださいね。

普通の子どもでも小学校のお受験となると親の面接が実施されていて、親子で審査されるという状況があるでしょう。 小学校のお受験の場合は、父親の協力も特に大切と言われているようで、父親が子育てに関しているのか、子どもをきちんと理解しているのか、などが審査されます。

子役のオーディションはお受験とは違いますので、親の面接もなければ、父親の理解もあまり関係ありません。

では子役オーディションで親が見られているのは、どんな面なのでしょうか。

オーディションにもいろいろ種類がありますが、今回は「お仕事」を大前提としてお話します。 お稽古や習い事のオーディションもあるでしょうが、実際にお仕事をとるために実施されるオーディションでの話だと思ってください。

お仕事としてのオーディションとは、ギャラが発生するということです。 子どもだとしてもプロと認められる世界で、その対価としてお金をお支払します。と約束されているお仕事の場合です。

もちろんオーディションで1番大切なのは、子ども本人です。 なぜ親も見られているのかわかりますか? 子役の場合、合格した後はスケジュールの連絡をとったり、事務的な話をするのは、子どもではなく親御さんになります。 そのためお母さんが扱いにくい人だと、面倒くさくなってしまうのです。

スケジュールに文句を言ってきたり、方針に口を出されては仕事どころではなくなってしまいます。 子役の世界とは狭い世界で、横のつながりもあったりします。 そのため「以前一緒に仕事した○○さんのお母さん、曲者だよ」なんて噂はあっという間に広まってしまいます。

トラブルになっても困るので、子ども以上に付き合いの大切になるお母さんもしっかり見られているのです。

ではオーディション時にどんなことを見られているのか?

お母さんと子どもの関係性を見ています。 オーディションは通常、親は同伴で入れませんから、見られているのは送り迎えの少しの時間です。 関係者の人を見て媚を売る必要はありませんが、あまり目立たないようにしたいものです。

そもそも、親がやらせたくてオーディションを受けたのか、子どもがやりたくてオーディションを受けさせてあげたのか、は大きなポイントです。 短時間のオーディションの時間でそこまでわかるはずはない、と思うかもしれません。

しかし、子どもの演技を見て、お母さんの接し方をみると、なんとなくその関係性が見えてきます。 子どもが自分の意思で頑張っている子がいいです。 お母さんの意志でやらせてしまっていると、合否がプレッシャーになってしまいますね。

「やらされている」子どもは、誰もお仕事したいと思わないのではないでしょうか。 そのためオーディションの直後で圧力的に出来栄えを聞いたり、なんでできなかったのよ、と声をかけてしまっているお母さんは要注意人物になります。

そんな会場で聞く人いるの?と思うかもしれませんが、ほとんどの方が聞いてしまうようです。 第一声は、「どうだった?できた?」と声をかけたくなってしまうものですからね。 会場ではあまりオーディションの内容などを聞かずに、「お疲れ様」と笑顔で子どもを迎えてあげて、会場の外に出てから、オーディションの内容について聞くようにしましょう。

実際に合格してお仕事をするようになると、プロの世界ではセリフのカットや、ミュージカルならば歌のソロのカットもあり得ます。 逆に子どもの見せ場が増えることもありますが、減らされてしまうと気分のいいものではないかもしれませんね。

セリフやソロのカットは、その子どもが悪いからではなく、作品をよくするために決断されています。 自分の子どもだと親も本人のようにガッカリしてしまうかもしれません。

しかしそこで一生懸命になりすぎて、口をだすようなお母さんだと困ってしまいます。 子どもが1番ではなく、カンパニーとして作品に協力してくれる親子を求めているのです。

お仕事はお稽古ではありません。 プロとして認められる子どもにしたいと思うのであれば、お母さんも大人の対応ができるようにしていかないといけないのかもしれませんね。