[小学生]ローマ字入力や調べ学習はいつから始める?安心な方法は?

ローマ字入力や調べ学習はいつから始める?安心な方法は?

2015/07/06

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学校の授業で調べ学習をする時、図書室の本以外にパソコンを使うことがあります。高学年では調べたいキーワードを自分で入力することが多いのですが、これが大変。

ローマ字は、今は3年生で習います。 学校によって違うかもしれませんが、外国語活動(英語)も1年生の時からネイティブスピーカーの外国人の方に入ってもらって授業が進みます。

アルファベットに慣れているだろうと思っていても、いざローマ字で入力するとなると、途端に困る子どもが大勢います。

「キーの位置がわからない」というのは仕方がないとして、それ以前の段階でつまづいてしまっている子が多いのです。

今のご時世、ケータイでメールするのに慣れてしまっているからか、ローマ字入力なのに濁点キーを探す子や、小さい「ゃ・ゅ・ょ・っ」を単独で入力しようとする子がここ数年で、以前と比べて増えてきたように思います。

これが面白いことに、学年が上がると、そういう子が目立ちます。3年生でローマ字を習っても、4年生で薄れ、更に5年生になるとキレイに忘れてしまうのです。

本格的に調べ学習をするような学年になって、文字入力で手間取ることになります。しかしながら、スラスラとローマ字入力をこなし、どんどん課題を仕上げる子もおり、その差は歴然です。

インターネットで調べ物をする際に「Yahoo!きっず」を利用すると、ローマ字入力が苦手な子でも文字一覧からひらがなを1文字ずつクリックしていく入力ツールが用意されていますので、それを使うこともできます。

6年生になると、外国語活動の効果も出ているのかローマ字で日本語を書き表すことの定着が進むようで、ローマ字表が必要な子は減りますが、最初からローマ字入力を諦めて入力ツールを使う子が、少なからずいます。

デジタル・デバイド(Digital Divide=情報格差)は、こんな低年齢のうちから始まっているのかもしれません。

ローマ字入力のスキルは学校だけでは、なかなか伸びません。家庭でこそ伸ばせるものです。ちょっと検索すると、入力練習のサイトはたくさん出てきます

ゲーム感覚で楽しみながらトレーニングをすることができます。無料でできるところも多いですが、入力に融通のきくサイト(たとえば「じょ」の入力で「JO」がミスになってしまわないサイトや「ん」が機応変に「N」でも「NN」でもOKになるサイト)だとストレスがなく安心です。

平成23年4月に施行された小学校学習指導要領には、「コンピュータや情報通信ネットワークなどの情報手段に慣れ親しみ,コンピュータで文字を入力するなどの基本的な操作や情報モラルを身に付け,適切に活用できるようにするための学習活動を充実する」とあり、「コンピュータで文字を入力する」のは小学生の間に身に付けておきたいこととして目標となっています。

また、中学校では技術・家庭科でプログラミングが必修となっています。当然、“基本的な操作”はできているものとして授業が進みます。もちろん、苦手な子に対してフォローはあるでしょうが、ここで大きくつまづくと技術・家庭科の成績を左右することになりかねません。

実際、中学3年生で「1分間に5文字しか打てない」という子もいます。小学生時代から少年野球に打ち込んでいた子です。もしかしたら、高校野球で活躍できるようなレベルの子なのかもしれませんが、一方でYouTubeに動画を上げているような子もいるのです。

何に重きを置くか、とても悩ましいですが、進学の際に不利になるほどに不得意になってしまわないように、パソコンと向き合う時間をお子さんに持たせてみてはいかがでしょうか。

今は、いちいちパソコンを立ち上げなくても、調べ物ならケータイで事足りますし、YouTubeなどの動画でさえ、スマホで十分に楽しめます。 音声認識の技術が進み、スマホに向かってキーワードを喋ると、検索結果が出てきたり、ちょっとした長文でも、思い通りの文章になって表示されたりします。

将来的には、キーボードでの文字入力が苦手でも困らない時代がやってくるでしょうし、高校での情報の単位さえ取ってしまえば、進学しない場合はその後につく仕事によっては、パソコンなど無縁のものになるかもしれません。

子どもにパソコンを使わせていると、うっかりヘンなサイトに迷い込んだり、ゲームに夢中になってしまわないかと、心配はあれこれ尽きませんが、親子で一緒に…とまではいかなくても、目の届く場所で積極的に使わせたいところです。