[投資全般]Vol.4 マーケットの大暴落時におけるポジティブ投資法

Vol.4 マーケットの大暴落時におけるポジティブ投資法

2014/03/18

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今回は、マーケットの大暴落後に対応する「トレード・クライシス・マネジメント」の具体的な方法について見ていきます。

トレード・クライシス・マネジメントの具体的な方法とは?

「トレード・クライシス・マネジメント」は、トレードの危機管理を意味し、マーケットの大暴落が発生した後に生じるマーケットクライシスのネガティブ・インパクトを軽減するため、適切な事後対処や復旧・回復を図る管理手法です。

その適切な実施のためには、マーケットの大暴落後にあらわれる「天井打ちサイン」を早期に読み取り、その後、マーケットでは何が起きるのかを理解することが必要です。

まず、マーケットの大暴落後の「天井打ちサイン」を早期に読み取るための分析手法について述べます。
 
「株式投資を楽しむ7つの基本的な分析手法」)株式投資の7つの分析手法を身につけることで、「平時」のマーケットの動きの理解とそれに対するトレードの判断力がつくと考えますが、それらの手法を踏まえた上で、「有事」であるマーケット暴落時など、例外的な動きを理解し、対処していくことが必要になります。

具体的に言うと、マーケットの数々の「天井打ちサイン」を知った上で、その後の、極端な「トレードうつ」になった投資家による「トレード・蜘蛛(くも)の糸*1」の動きを反映した「マーケット・フリーフォール*2」や、株価の最後の急落である「セリング・クライマックス」の動きを理解した上でダメージや回復コストを極力減らす手立てをとるとともに、「底打ち反転サイン」を見極めながら、投資を行い、資産の回復を図ることが必要です。

(*1)「トレード・蜘蛛(くも)の糸」は、芥川龍之介の短編小説の「蜘蛛の糸」の中で、極楽から垂らされた一本の蜘蛛の糸をめぐって、罪人達により地獄絵図が繰り広げられる様子をなぞり、極端な「トレードうつ」になった投資家達が、救いを求め、競い合うように株の売却を求め、パニック的な売りを繰り広げる様子を示します。

(*2)「マーケット・フリーフォール」は、上昇局面と比較し、下落局面ではよりスピードを伴って直線的に落ちるマーケットの動きをいいます。景気や企業業績の減速・悪化と、マーケットセンチメントの急速な悪化が両輪となり、極端な「トレードうつ」になった投資家による売りが膨らみ、株価が滝のように一気に下に流れ落ちるような状態をいいます。

マーケットの「天井打ちサイン」の例として、