[投資全般]Vol.1 マーケットの大暴落時におけるポジティブ投資法

Vol.1 マーケットの大暴落時におけるポジティブ投資法

2014/03/12

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ファンドマネージャーが語る、マーケットの大暴落時におけるポジティブ投資法

今回は、マーケットの大暴落を経験しても、トレード・トラウマ(心的外傷)やそれによる症状を回避し、前向きに投資を行うための方法について見ていきたいと思います。

突然ですが、「危機(クライシス)」とはいったいどのようなものでしょうか?

危機(クライシス)とは、滅多に発生しない出来事ですが、ひとたび発生した場合には、大きなダメージ(損失)やインパクト(影響)を与えるものであり、例えば、地震や戦争、テロなどが挙げられると思います。

マーケットの大暴落も、投資家に大きなダメージやインパクトを与えるという点で「危機(クライシス)」に相当するものと考えられ、長期的にトレードを継続し、成功をもたらすためには、こうした危機に適切に対処することが求められています。

今までのマーケットの大暴落の例として、1929年のウォール街の大暴落、1987年のブラックマンデー、1994年末~1995年初頭のメキシコ通貨危機、1997年のアジア通貨危機、2000年のITバブル崩壊、2008年のサブプライムショックもしくはリーマンショックなどが挙げられます。この時は、投資家のパニックが売りを加速させ、通常の値幅や変動率を超えた動きを伴い、マーケットは大きく下落しました。

これは、世界的な低金利時代に入り、マーケットに過剰流動性があふれ(お金がじゃぶじゃぶとなり)、バブルやその崩壊が起きやすくなっていることや、交通機関の発達や情報ネットワークの進展などにより、グローバリゼーションが浸透し、瞬く間に世界中に動きが波及するようになったこと、また、運用資産が拡大したヘッジファンドなどが増え、マーケットの俊敏、振幅のある動きを利用し、ショート(売り)やレバレッジ取引を行うことで、さらにマーケットの俊敏、振幅のある動きが増幅されるようになったことなどが主な要因として言われています。

では、このようなマーケットの大暴落のような「危機」に対し、投資家はトレード・トラウマ(心的外傷)やそれによる症状を回避し、楽しみながら前向きに投資を行うためにはどのように対処していけばいいのでしょうか?

つまり、危機による影響を軽減、回避し、また危機という「ピンチ」を「チャンス」に変え、投資の成果につなげていくためにはどのようにしたらいいのでしょうか?