[投資全般]より良い投資のためのトレード・レジリエンスを身につける方法とは?

より良い投資のためのトレード・レジリエンスを身につける方法とは?

2014/02/24

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それによると、①家族、友人などと良い関係をつくること、②危機を克服できない問題だと捉えるのを避けること、③変化を人生の一部として受け入れること、④目標に向けて歩むこと、⑤きっぱりと行動すること、⑥自己発見のチャンスを探すこと、⑦自分自身についての肯定的な見解を養うこと、⑧物事の展望を持ち続けること、⑨希望に満ちた見解を保つこと、⑩自分のケアをすること、が大事としています。
 
その中で特に、⑥自己発見のチャンスを探すことが重要だと考えています。
 
人は逆境、失敗、悲劇、辛苦を経験する過程で、自分について深く学ぶことができると考えられます。先人の歩み、歴史を見ても、数々の逆境を経験し、それでも前に歩んできた人達は、それを経験し、乗り越えたことに対する自信や自己肯定感を獲得し、人へのやさしさや人生、まわりの人々への感謝の念を深め、次にやってくる逆風の中でも、さらに前に進んでいく勇気と強さを身につけているように思います。
 
人間は困難、苦労を乗り越えることで立派な人間になることが出来るという意味の、「逆境が人を作る」(Adversity makes a man.)や「艱難汝を玉にす(かんなんなんじをたまにす)」ということわざがまさにそれをあらわしていると思います。
 
そのほか、似たようなことわざとして

「苦労屈託身の薬(くろうくったくみのくすり)」

「若い時の苦労は買ってでもせよ」

「若い時の力瘤(ちからこぶ)」

があり、結局、立派な大人になるためには、困難や苦労、失敗を乗り越えてこそということなのかもしれません。
 
山陰地方に勢力を持った尼子氏に仕えた戦国武将 山中鹿之介が、「願わくば、我に艱難辛苦(かんなんしんく)を与えたまえ」と戦いの中で三日月に向かい手を合わせて祈ったエピソードもまた有名でしょう。
 
それゆえ、「レジリエンス」を身につける方法として、『逆境の中で、また逆境にそなえて自己を学ぶこと』が大事で、それにより、次の逆境にもしなやかに対応できるスキルが身につくのだと思います。
 
「レジリエンス」は一朝一夕には獲得できるものではなく、絶えず、「平時」でも自らリスクをとり、チャレンジすることで成功も失敗も何度も経験し、積み重ね、失敗した場合には、なぜ失敗したのか、その次はどのように防ぎ、成功に結びつけていくのかの知恵を学ぶことが重要です。そして将来やってくる「有事」の逆境の時でも、「平時」で身につけたチャレンジ精神と失敗から学んだ知恵を忘れず、深く自己を見つめ、何度でも立ち上がり、前へ進んでいくことが大事になっていくのでしょう。
 
そういう点では、現在、日本の社会では「レジリエンス」を高める機会が減ってきているように思います。