[投資全般]マーケットの大暴落により引き起こされるトレード・トラウマとは?

マーケットの大暴落により引き起こされるトレード・トラウマとは?

2014/03/07

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トレード・トラウマによる症状とは?

今回はトレード・トラウマの要因と、その症状について見ていきます。
 
「トレード・トラウマ」とは、マーケットの大暴落などの危機によって、株式、為替、商品先物など価格変動商品の売買を行う投資家にもたらされる金銭面、心理面、雇用面や家族・顧客など周囲との関係から受けるさまざまなマイナスの影響である「マーケットクラッシュのネガティブ・インパクト」が心的・精神的外傷、外傷体験となることを言います。
 
次に、トレード・トラウマの要因である「マーケットクラッシュのネガティブ・インパクト」による金銭面、心理面、雇用面や家族・顧客など周囲との関係から受けるマイナスの影響について見ていきます。
 

金銭面、雇用面の影響について(心理面も含む)

マーケットの大暴落により、通常、トレード資産の激減に直面します。人によっては、命と同等、もしくはそれ以上と考えるお金・資産を失った時に受ける精神的ダメージは計り知れません。

また、特にマーケットに関わる職業に、直接的または間接的に従事していた場合(たとえば、証券会社やその関連会社など)、会社の業績が悪化し、給料やボーナスが急減したり、状況によっては思いもよらないところへの配置転換やリストラにより、トレードを継続できなくなったり、最悪、職を失うことも考えられ、やりがいや自尊心の低下、アイデンティティの喪失などが生じることも懸念されます。
 
従業員持ち株会に入っていたり、ストックオプション(あらかじめ決められた価格で自社株を買う権利)をもらうことで自社株を保有していた場合や、確定拠出年金で投資信託を通じてマーケットに投資していた場合には、資産急減によるセンチメントの悪化を通じ、消費・出費が低下してしまうことで、物質面から得られていた満足度が低下したりします。

また、株に投資し、配当や株主優待で生活していた場合、株価の急落による資産の減少に加え、減配や株主優待の削減や取り消しによる、インカムゲインの低下や生活レベルの低下がおこることになります。

住宅ローンや自動車ローンなど負債を抱えていた場合には、給料やボーナスの減少により、月々のローンの返済が生活を圧迫したり、場合によっては負債が払えず、家や自動車を売却せざるをえなくなります。