[投資全般]自分らしい投資の方法を考えるヒントとしてのポジティブ投資学

自分らしい投資の方法を考えるヒントとしてのポジティブ投資学

2014/02/21

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今回は、自分らしい投資の方法を考えるヒントとしての「ポジティブ投資学」について見ていきたいと思います。

<数々の投資の成功者を振り返ると見えてくること>

今までの記事(【トレードうつの要因とは?】資産を増やすメンタルマネジメント(【トレードハイの要因とは?】投資に成功するメンタルマネジメント)や(株式投資を楽しむ7つの基本的な分析手法)に書いたように、投資の成功者に共通する特徴として、マーケットを動かす「理論・論理的な背景」と「心理的な要因」を理解し、「トレードうつ」や「トレードハイ」を予防・回避、コントロールするすべを身につけた「メンタルマネジメントのプロ」達であったことが理解できました。
 
また、「ポジティブ投資学」に関する記事では、投資の成功者とのインタビューや、そのインタビューの記録ノートを見直した結果、特に長期の投資の成功者には「前向きでプラスの感情を持ち、継続して自らのスキルを高め、意欲的に新しいものに挑戦し、高い成長と目標を達成しようという情熱があり、自らの人間性を磨き、まわりの人や社会に貢献したいという心を持つ」人達が多いことも分かりました。
 
このことから、長期的な投資の成功者は、マーケットの狂喜乱舞、楽観と悲観、幸福感と絶望感など群集心理の激しい移り変わりによる数々の荒波を経験し、さまざまな苦難、困難、挫折、逆境に直面したと考えられますが、そのような中でも、「しなやかに対応できる柔軟な思考力と行動力を持ち、前向きに楽しみながら投資を行うことのできる力」、いわゆる『トレード・レジリエンス』が高い人達であるとの見方を示してきました。
 
ここで実は、大きなポイントがあります。
 
今まで述べた成功要因は、「長期的」な投資の成功者に共通する要因であって、「短期もしくは中期的」な投資の成功者の共通要因としては必ずしもそうとは言いきれないことが分かりました。

どちらかというと、「短期もしくは中期的」な投資の成功者の中には「ポジティブ」というより逆に「ネガティブ」な見方や考え方、行動を実践している人達も見受けられました。
 
投資の成功者とのインタビューや、そのインタビューの記録ノートを見直した結果、投資の成功者の投資経験を見てみると、「短期もしくは中期的」は概ね1年から20年未満、「長期的」は概ね20年以上となっていました。
 
では、なぜ、「短期・中期的な投資」の成功者と「長期的な投資」の成功者にそうした違いがあらわれていたのでしょうか?