[投資全般]テクニカルアナリスト1次、2次試験に受かるための効果的な勉強法

テクニカルアナリスト1次、2次試験に受かるための効果的な勉強法

2014/03/06

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<論点のまとめ方の例>

テクニカル分析ツール名と、その概要・特徴、売買サインの読み方、問題点を列挙し、そのポイントを何点でまとめたかを( )内に示します。
 
「テクニカル分析:ストキャスティクスとは?(ポイント8つ)」
 
①ストキャスティクスとは、アメリカのチャート分析家ジョージ・レーンによって考案されたテクニカル分析ツールでオシレーター分析の一種。
 
②%Kと%Dを使う場合をファスト・ストキャスティクス、%DとSlow%Dを使う場合をスロー・ストキャスティクスという場合があるが、基本的に2本のラインの組み合わせで用いる。
 
③ストキャスティクスは、オシレーター系指標の特徴である売られすぎ・買われすぎのサインを出すほか、2本の線を用いてその線のクロスを売買サインとみなす。
 
④株価とのダイバージェンス、コンバージェンスに基づく売買を有効と見る。ストキャスティクスにおいて、グラフ上でラインが0に近づくほど相場が売られ過ぎの状況にあることを示し,逆に100に接近するにつれ、相場は買われ過ぎとみなされる。一般的に、買われすぎの水準は、%Kが75%~80%以上、売られすぎの水準は、%Kが20%~25%以下と言われている。
 
⑤ストキャスティクスの売買サインとして、%Kが%Dを、あるいは%Dがslow%Dを下から上に抜ける時が買い、逆に上から下に抜ける時が売りと見なされる。
 
⑥株価が下落しているのにストキャスティクスが上昇するコンバージェンスがあらわれたら買い、反対に、株価が上昇しているのにストキャスティクスが下落するダイバージェンスがあらわれた場合には売りと言われる。
 
⑦ストキャスティクスの計算方法は以下のとおりである。
%K=100×(直近の終値-過去n日間の最安値)÷(過去n日間の最高値-過去n日間の最安値)。

%D=100×(直近の終値-過去n日間の最安値)の3日間合計÷(過去n日間の最高値-過去n日間の最安値)の3日間合計。

Slow%D=%Dの3日平均。
 
⑧ストキャスティクスの問題点として、オシレーター系指標であるストキャスティクスは強い上昇相場や強い下落相場では威力を発揮しにくいという点が挙げられる。

例えば、モメンタム効果が強いと言われる株式市場で用いた場合、強い上昇、下落相場が生じやすく、上限又は下限に数値が張り付き、テクニカル分析ツールとして機能しにくいと言われている。