[株式投資]【その3】MBA流、ケースメソッドから学ぶ「ポジティブ投資学」

【その3】MBA流、ケースメソッドから学ぶ「ポジティブ投資学」

2014/03/25

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A君「どうも株価に違和感を感じるのですが。ここはいったん利益を確定した方がいいんじゃないですか?」
 
B先輩「長期投資に、短期的な売りはいらないんだよ。緻密な業績予想に基づく企業分析さえしていればいいんだ。仮にマーケットが崩れて、株価が下がる局面でも業績を上げている優良企業は、業界での優位なポジションを反映し、株価も戻すような動きになるから心配ないよ。」と。
 
テクニカル分析や需給分析が得意な先輩Cさんにも聞いてみました。

「これはテクニカル分析や需給分析から見て、明らかに行きすぎだよ。このチャート、RSI、出来高、信用倍率(信用取引における買い残高と売り残高の比率)を見てみろよ。マーケットが崩れたら大変なことになるぞ。ここは絶好の売りの場面だ。信用取引で大きく売れば、すごい利益がとれるぞ」

A君は強気な投資家Eさんに電話してみました。

「営業マンの君がそんなに弱気でどうするの。前向きにいこうよ。強気でいけば何でも乗り切れるよ」と。
 
シニカルな投資家Iさんに電話したところ

「長期投資ではなかったの?君の投資スタンスと気持ちはころころ変わるねぇ。投資スタンスがブレているんじゃない?」と嫌味を言われる始末。
 
大きな上昇相場の中、投資家の株を「売る」ということに対する反応は芳しいとは言えず、A君は提案を先送りしてしまいました。
 
一方、A君の隣では、先輩Cさんが大きな声で信用売り提案をしています。「こんな相場は長くは続きません。ここが、絶好の売り場だと考えます。ぜひ、信用取引を使って売りを行いましょう。」とみんなと違って株の売り方にまわっています。

※A君の投資物語は次回へ続きます。

上記のコメントは筆者の個人的な見解であり、筆者が所属する会社または組織の見解ではございません。また個別銘柄の推奨、商品の投資勧誘を目的としたものではありませんのでご理解賜りますようよろしくお願い申し上げます。