[株式投資]【その2】MBA流、ケースメソッドから学ぶ「ポジティブ投資学」

【その2】MBA流、ケースメソッドから学ぶ「ポジティブ投資学」

2014/03/24

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基礎編を予習したあなたは、さっそくMBAコースの中の「ポジティブ投資学」の授業に出席しました。

授業に出てみると、年齢層では20代から60代と幅広く、また業種では、大企業の会社役員、中小企業の経営者、経営コンサルタント、ファンドマネージャー、個人投資家、心理カウンセラー、医者と、普段接することのないような多彩なメンバーが出席しています。

あなたは、このメンバーで今から一つの題材をもとに、今日の土曜日の午前、午後一日をかけて、いろいろ議論できることを想像し、とてもわくわくしています。

講義を担当する先生が入ってこられ、今回の授業の題材が配られ、早速目を通します。

第一回目の授業「~ケースメソッド~「A君の株式投資物語」から学ぶポジティブ投資学」を読み、4つのグループに分かれ、以下の10項目について議論し、まとめてください。

1.「A君の株式投資物語」に出てくるそれぞれの営業担当者の強み、弱み、成功例、失敗例を整理してください。また、A君の強み、弱み、成功例、失敗例、学んだ教訓を整理してください。

2.株式市場の局面ごとのマーケットの特徴、および投資で成果を上げるためには、場面ごとにどういった投資手法・投資スタンスをとるのが望ましいのかを整理してください。
 
3.株式市場の局面ごとの投資家心理や世の中の特徴、移り変わりを登場する個人投資家やメディアの情報などを例に、整理してください。
 
4.もしあなたが証券の営業現場で働いているA君だったとして、次回、同じような場面に遭遇した場合、どのような行動をとるかのが望ましいと考えるか、まとめてください。その時に「株式投資のスタンス」と個人投資家に対する「顧客対応」の二つに分けて、整理してください。
 
5.A君のように逆境下に置かれた場合、あなただったら実際どのような行動をとると考えますか?4の「望ましいと考える行動」と「とるであろう実際の行動」のギャップを意識しながら考えてください。またその行動をとる理由はなぜかを自分の価値観、考え方を整理した上でまとめてください。
 
6.4、5で検討した望ましい行動と、あなたのとる行動にある「ギャップ」を埋めるために何が必要だと考えますか?また、それを埋めるための行動計画を考えてみてください。
 
7.もしあなたがA君だったとして、株式市場が急落局面を迎える中で、「顧客の利益」、「自分のやりがい」、「営業ノルマの達成」をすべて満たすために、どのような方法をとるのが望ましいかを考えてください。
 
8.もし、あなたが証券の営業現場で、プレイングマネージャーとして、自ら業績を上げつつ、上司と密に連絡をとりながら支店の数字を管理するとともに、メンターとしてA君の指導にあたっているとします。株式市場が急落局面の中、A君が顧客に売り提案を本格的に始めた後のいくつかの局面でA君に対し、どのように声をかけ、支援していきますか?「顧客の利益」「顧客とのリレーション」「A君のやりがい」「A君の営業ノルマの達成」「メンターとしての役割」「あなたのやりがい」「あなたの営業ノルマの達成」「支店の営業ノルマの達成」「同業他社との競争」等の視点を踏まえ、また「短期」「中長期」的な時間軸も考慮し、考えてください。
 
9.もしあなたがこの「A君の株式投資物語」にオリジナルなストーリーを付け加えるなら、また修正するなら、どのような内容を付け加え、修正し、またそこからどのような教訓が学べるかを考えてください。
 
10.最後に、もしあなたが人事・研修担当者で社員研修を立案・実施する立場だったとして、営業現場の担当者とミーティングを持つ中で、このケースメソッドの効果的な活用方法を提案してください。このケースメソッドの「メリット」「デメリット」を踏まえ、どのように活用していけばいいかの具体的な実施方法、実施する時に予想されるいくつかの障害、およびその障害を取り除くための具体的な方法を提案してください。
  
ちょうど、議題である項目を読み終わった頃合いを見て、「ポジティブ投資学」を担当する先生がコメントします。